レポート・リザルト

6月8日・追走トーナメント準決勝〜決勝

自分のスタイルを貫いた今村が
最後までミスをせずに優勝

今村vs川畑
今村と川畑は、どちらも公式戦とはちがうマシンで、公道走行もできるようなレプリカ仕様での参戦だった。それでもレベルの高い走りを見せて、大会を盛り上げた。

 上位選手は前日よりもさらに自分のスタイルを徹底させる走りかたで勝ち残ってきた。今村は相手よりも手前から振り出すスタイル、末永と川畑は大きな角度で飛び込むスタイル、手塚は1コーナーの振り出しから審査席前へ伸びていく勢いをアピールするスタイルだ。

 そういった個性のぶつかり合いとなった準決勝、最初の対決は今村vs末永。1本目は今村が先行だ。末永は振り出しで今村より遅れるが1コーナーの角度では上まわる。しかしインには入りきれない。五分。末永先行の2本目は、今村が末永と同時に振り出すが、末永との距離を詰めることができない。これも五分。再戦に突入した。その1本目は飛び込みの角度で今村が上まわるが、2本目は今村の角度が浅く、ラインもやや小さめになり末永がアドバンテージを取り返す。これで勝負は再々戦にもつれこんだ。その1本目、末永は振り出しで今村に遅れ、ついてはいくがインに入り込むことができない。2本目、今村は末永と同時に振り出して2コーナーでインを差し、決勝進出を決めた。

末永vs今村
この大会に投入したRE雨宮の3号機は、大きな角度をつけられるマシンだった。末永はその角度を武器に戦ったが、準決勝では、今村の飛距離に敗れた。

 準決勝もうひとつの対戦である川畑vs手塚は、まず川畑が先行。後追いの手塚は1コーナーに向けての振り出しで一瞬モーションが引っかかってしまう。これで川畑アドバンテージ。川畑は後追いの2本目も手塚の真横にピッタリ並びかけ、勝利を決めた。

 決勝はシルビアの今村と180SXの川畑の対戦だ。1本目は今村が先行。まず1コーナーの角度では今村が上まわる。川畑は2コーナーで今村に寄せるが、イン側に大きくはみ出してしまい、3コーナーでも角度が浅くなる。これで今村にアドバンテージがついた。川畑先行の2本目は今村がまたしても川畑と同時にテールを振り出し、その先でもきっちり川畑についていって、優勝を決めた。